【mocteco 3期生インタビュー】「誰かの役に立つものを、自分の力で作りたかった」岡本大樹さん
創業支援サポートプログラム「mocteco」3期生の声をご紹介します。moctecoにエントリーした動機や、実際にやってみてどうだったか、自分の中で生まれた変化などを教えていただきました。
岡本 大樹さん
mocteco 3期生
北海道大学医学部医学科2年(エントリー当時)
Q1.moctecoは何で知りましたか?
mocteco第2期のDemo Dayに観客として会場に参加していました。
Q2.なぜmoctecoにエントリーしようと思ったのですか?
誰かの役に立つものを自分の力で作りたかったからです。それまでこれといった自分らしいものを作ったことがありませんでした。
Q3.moctecoにエントリーする前はどんなことをやっていましたか?
北海道銀行のインターンシップに参加していたり、普通に大学の部活で活動していたりしました。
Q4.moctecoに参加してみて、どんな変化や進化がありましたか?また、成長を感じたことはありますか?
自分が生きていく上で大切にしていることはなんだろう、自分だからこそできること、他の人と違う、自分が重視している部分はどこだろうと考えるようになりました。それが自分が作り出すものや、ゆくゆくは実現したい世界に直結しているからです。
Q5.一番印象に残っている出来事を教えてください。
2回ほど行われた合宿です。mocteco3期の合宿はオンラインでの開催でしたが、朝から夕方・夜まで3期生・メンターと共に自分のアイデア・プロダクトをブラッシュアップしていきました。自分のアイデア・プロダクトがブラッシュアップされている中で、他のメンバーのブラッシュアップも間近で感じることができます。メンバー・コーディネーター・メンターと「合宿」という形で集中して切磋琢磨していると、自然とコミュニティ自体に熱を帯びてきた感覚を今でも覚えています。
Q6.今回はコロナ禍でのプログラムでしたが、全4回開催した「mocteco Kick Off」「mocteco day」「Demo Day」はどんな時間でしたか?
Kick Offはこれからの3ヶ月でどんなことをやりたいかを発表する、Demo Dayは3ヶ月でどんなことをやってきたかの成果発表会でした。みなさんにプレゼンという形で発表することにより、自分の中でもスイッチが入ったことを覚えています。
▲小学生の頃から11年間続けてきたサッカー経験を元に、小中高生向けに「Football Log」というサービスを作成。ポジションやレベルに合ったサッカー理論を学べるよう、情報を精査、厳選した教材がリコメンドされる仕組みです。
Q7.学生向けのプログラムなどがたくさんある中で、moctecoが違うと感じるのはどこだと思いますか?
本当に0からでもチャレンジできることです。もちろん参加者の中で進捗度の差こそありますが、進捗の速い人・遅い人にかかわらず、とても暖かく見守ってくれているコーディネーターがいらっしゃることが特徴だと思います。
Q8.エントリーしてよかったと思うこと、参加したからこその出来事があれば教えてください。
現役最前線で活動している起業家の方々とお話しできたことです。本や動画で学ぶことも多いですが、やはり第一線で活躍されている方々のお話を聞くことは、ものすごく刺激的で、生きた話を聞き学ぶことができます。
Q9.あなたにとってmoctecoとは?
0→1を生み出す大変さを肌で感じ、学べた場所。
Q10.今後moctecoが札幌でどのように広がっていくといいなと思いますか?
何か自分の力で社会に役立てるものを作りたいと思っている大学生が大勢参加してくれる場所、またそのような仲間と語り合える場所、さらにその仲間と同じ目標に向かってチームとして実現して行く、というふうに広がって行くと、札幌の大学生界隈も盛り上がって行くのかなと思います。
Q11. 最後に、これからの目標や取り組もうとしている事、「こんな世の中にしたい」というビジョンを教えてください!
「一人ひとりが自信を持って医療と関われる世界を作る」です。
岡本大樹
北海道大学 獣医学部 獣医学科中退。北海道大学 医学部 医学科入学後、IT企業で1年間社員として働く。起業家育成プログラミングスクールG’s ACADEMY 札幌1期生。北海道大学公認の北大医学部起業部を2021年4月に共同で設立。「一人ひとりが自信を持って医療と関われる世界」を作るため、患者さんの手元に医師の説明が残るサービスを開発中。