INTERNSHIP
VOICE

Project  受入企業/フュージョン株式会社  
https://www.fusion.co.jp/

フュージョンが取り組むダイレクトマーケティングとは、一人一人の購買履歴を分析し、特定の個人に合わせた情報や商品を、個々に伝えるマーケティング手法のこと。顧客情報や購買情報をクライアントから預かり、そのデータを元に調査・分析、ターゲットとなる優良顧客を洗い出し、マーケティング全体の戦略を立案する仕事です。膨大な数字の中から購買行動を分析して最良の販売戦略を導く、プロのマーケッターを目指すプロジェクトとして2008年からスタート。代表取締役社長の佐々木卓也さんと、3期生の村上文一さんにお話を伺いました。

VOICE  担当者

代表取締役社長 佐々木 卓也 様

エンブリッジを知ったキッカケは何でしたか?

最初はメールをもらって、代表の浜中さんにお会いしました。浜中さんもまだ大学を卒業したばかりで、当時は「インターンって何だ?」とよく解りませんでしたが、アルバイトでもなく、正社員でもなく、長期実践型インターンシップという関わり方があるというのを初めて知りました。面白いことをやっているな、と思ったのが最初の印象ですね。

インターンがまだ今ほど世の中に広まっていない時期だったと思うのですが、受け入れる決め手は何でしたか?また、受け入れてどんな事がありましたか?

当時採用について考えていた時に、新卒をもっと採用していくべきだと社内で議論をしている最中でした。組織を大きくしていく上でも大切なプロセスだし、会社の将来を考えていく上でも大切だと。しかし、当時専任の採用担当者もいなく、都度中途の採用活動しかしておらず、どうしたら良いのかノウハウがありませんでした。新人に向けた教育プログラムがなかったので、インターン生を受け入れる事で、どう若い人材と接していけば戦力になっていってもらえるのか体制を作っていきたいと思ったのが大きなきっかけです。
結果として数年の取り組みを通じて新卒採用の受入体制が徐々に整った、という事が大きなアウトプットですね。既存のメンバーが、今自分の抱えている仕事を新人に伝えていく、今までものを教える中で暗黙知だったことが少しづつ形式知になっていきました。社員もアウトプットを整理したり順番を整理したり、そういうことを考えるのはすごく良いことだと思います。

新卒採用の基盤ができたということですね。社内で何か変化はありましたか?

経営者にとっては、将来を考えるキッカケになるということですね。インターン生はみんな、とても真っ直ぐ素直です。例えば「会社の将来についてどう考えていますか?」とか「佐々木社長の将来の目標はなんですか?」とかストレートに聞かれるから、一つ一つ答えることが私もそうですが、スタッフ一人一人もすごく刺激になります。「なぜ働くのか」ということは日々の仕事や出来事に流されてしまいがちですけど、若者は会社の先の「将来」に共感して入って来るので、全員が語れるということはとても大切です。組織として、若い人材に伝わるように会社の現在や将来像を見せることで、日々のコミュニケーションの仕方が丁寧になったと感じています。

インターン生に求める事はありますか?

せっかくやったからには、インプットだけではなく沢山のアウトプットをしてほしいですね。取り組んできた業務の報告プレゼンや、自分の中で解った事、解らなかった事を発表してもらう場などはこれまでもあったのですが、もっと日々、毎日のようにアウトプットを求めるような環境をこれから作っていきたいです。企画書も何十本、何百本と書いて、何度も直しを入れる。数多くアウトプットすることで、自分の得意技が解ってくると思うので、その回数を増やしていきたいです。若手もベテランも全員が普段は消費者なので、一つの切り口として、若手の意見も正解だし、ベテランの意見も正解です。若者だから、ベテランだからということはなくて、垣根を超えてもっともっと互いにアウトプットして、意見をぶつけ合う環境をつくっていきたいですね。それくらい自分でまずは考える、吐きだすということをして欲しいです。

近年のインターンシップに対して感じることはありますか?

今では、インターンをすること自体が突飛な話ではなくなっていきているし、当たり前になってきています。そんな中で、就職活動で「インターンシップやっていました」だけではなくて「そこで何をやっていたか、どんな学びがあったのか」を自分の言葉で語れることが大切だと思います。インターンをしていると昔は「積極的で良いよね」という話になりましたが、インターンは既に手段となったので、インターン自体の中身が問われると思います。

今後はどういう会社にしていきたいと考えていますか?

日本で「ダイレクトマーケティングといえばフュージョンだ」と言われるような会社にしていきたいですね。アメリカではダイレクトマーケティングによる売上総額は国内総生産総額の8.7%を占めていて、国内広告費の52.7%がダイレクトマーケティングによるものです(2012年)。そういう意味では日本国内のダイレクトマーケティング市場はまだまだ発展途上。我々が25年前から先駆けとして取り組みを始め、今後も国内の市場をクリエイトして、どうダイレクトマーケティング市場を牽引していくかが試されています。世界の市場は日々変化し、顧客のニーズも複雑になる中で絶えず調査・研究し提案し続ける事。その試行錯誤をより効率的にサポートし、クライアントがよりシンプルで効果的に顧客とコミュニケーションを図れる体制をつくることが我々の役目なので、場所や規模に関係なくどこでも信頼される仕事をアウトプットしていきたいと思います。

最後に、学生にメッセージをお願いします!

僕自身は、今後海外のマーケッターと交流していきたいと思っています。私たちの仕事はクライアントとその顧客を最も良いタイミングで繋げる仕事。しかし、まだまだ正しいタイミングで、正しい情報が伝わるには改善や工夫の余地が多くあります。若い人も紙を見て感動する事もあるだろうし、お年寄りだってデジタルを使いこなす時代になってきました。その組み合わせは無限に広がっています。海外のダイレクトマーケティングの専門家と交流すると、企業の意思決定が速く、試行錯誤の回数が圧倒的に多い事に驚かされます。大手メーカーにもダイレクトマーケティング専門の部署があり、マーケッターやクライアントも様々な知見に溢れている。技術とかノウハウの話ではなく、一人一人がマーケッターとしての思考になっているのを感じます。ビジネスの世界は広いです。学生たちには日本だけに留まるのではなく世界の様々な世代とも交流して、広い視野の中で、未来を作っていってほしいなと思っています。

Voice  経験者

北海道大学卒業生 村上文一さん
就職先:フュージョン株式会社(現在はPwCコンサルティング合同会社)

フュージョンでのインターンを知ったキッカケは何だったんですか?

大学構内を歩いていると「マーケティングのプロになる!」というキャッチフレーズのチラシが貼ってあって、なんだか面白そうだなと思い、エンブリッジに問い合わせをしたのがキッカケですね。

インターンシップ中はどんなことをしたんですか?

大学2年生の終わりごろからインターン生として半年間、その後アルバイトとして半年間、合わせて1年間居ましたね。DM(ダイレクトメール)の企画提案をメインにやっていました。

昔から「マーケティング」の仕事に興味があったんですか?

紆余曲折あって4年遅れで大学に行ったんですが、昔から「強い男になりたい」と思っていて。そう思ったキッカケはドラゴンボールなんです。悪い奴が居て、頑張って倒して、世界を救うっていう繰り返しで、凄く単純なんですけど、悪い奴を倒せるのって悟空が強いからなんですよね。ドラゴンボールでいう悪いやつは、社会に置き換えると世の中の課題とか、そういうものになってくると思うんです。
目の前に困っている人が居て、悪いやつに苦しめられていて、それを助けたいというか。ヒーロー願望が強いんだと思います。誰かの役に立っている感が欲しいのかもしれない。最初は、強い男と言えば体が強い事だと思って、自衛隊になろうと防衛大学に入ったんですけど、いろいろ勉強していくうちにやっぱり本当の強さってビジネスで、稼ぐ力なんじゃないかって思って北大に編入しました。
ビジネスに置いてマーケティングは重要な部分を占めると言われていて「マーケティングとは何か?」って言われた時に答えられないなと思ったんですよ。自分なりの答えを見つけたいな、と思ってインターンしました。

インターンで一番学んだ事は何ですか?

大学生って普通に大学生活を送ると、社会との接点ってないですよね。インターン生は良くも悪くも社員として扱われるので、アルバイトとは仕事に対する責任感の重さが違います。それを実際に社会に出る前に一回シミュレーションできたのは、一番の収穫だったんじゃないかなと思います。

現在はどんなお仕事をされているんですか?

ITコンサルをやっているアクセンチュア株式会社に入りました。フュージョンでは一年間、DMの企画提案や営業をしている部署に居て、マーケティングを最大限に生かすためにはITも解らないといけないという事を学びました。潜在的にITを極めてみたかった事もあったし、新しいプラットフォームをつくる事が昔から好きで。解りやすいものでいうとFacebookのような、自分が生みだしたものが多くの人に使われて、社会にインパクトを与えていきたいです。何か思いついて何かに没頭して向かってやるのが好きなんですよね。

インターン中に課題はありましたか?また、どうやって乗り越えましたか?

課題はたくさんありましたね。でも、最初は見たこともないような課題を、全力であらゆる手段をつかって乗り越えようと思えば、人間なんとかなるんだなと(笑)また同じ課題が来たら「前と同じだな」ってなるので、その繰り返しですよね。大学の授業も僕はあまり興味がなかったタイプで。目の前の課題に全力で立ち向かうことによって乗り越えたら、振り返ったらあれもこれも乗り越えてた、という感じで学習効率も高いと思っています。あとは、当初定めていた目標をその通り達成できなかったとしても、やりきったら成功だと思うんですよ。途中で軌道修正しつつゴールを変えたりして、諦めずにやりきって最終的に振り返れば成功だと思っています。

インターン自体について、どう思いますか?

僕の考えでは、結論からいうと、迷わずやっていいと思います。いいと思う根拠としては、その半年間インターンしなかったら他のことに時間を使うわけじゃないですか。人それぞれだと思うんですけど、自分で頑張れたり、何かにすごく熱中してやりたい事がすでにあったり、もう明確にやりたい事がある人にとっては、インターンは必要ないのかもしれないです。そもそもそういう人はインターンをやりたいと思わないと思うんですよね。
でも、そうじゃない人って熱中できるものを探しているんじゃないかと思っていて。何かに熱中するってすごくいいと思うんですよ。熱中するのがインターンなのか、それ以外なのかって違いだと思うんですよね。インターンをしたいって少し考えているけどどうしようかなって人がインターンしなかったとしたら、その他の事で何かに熱中できるかというと、可能性は低いと思うんです。仮にインターンをしたいけどこれもしたい、どっちにしようかなという人は、真剣に考えて選んだら良いと思います。なので、一概にインターンをした方が良いとは言えないけど、そういう人も少ないんじゃないかなと思うので。何かに熱中できる機会があることって、大事だと思います。

今後はどうなっていきたいですか?

ゆくゆくは起業したいなと思っています。でも、特に社会に不満があるわけではないんですよ。すごくいい世の中だなと思っていて。自分の頑張り次第で社会にインパクトを与えられるって、すごくチャンスだと思います。せっかくそのチャンスがあるんだから、自分で左右できるところだけは悔いのないように、稼ぐ力を極めようかなと。稼ぐ力って「総合力」なんじゃないかなと僕は思っています。稼ぐためには色々なものが必要で、愛嬌があるとか、めちゃめちゃ頭がキレるとか、体力があるとか、いろんな要素の総合力が高い人はいっぱい稼げるような気がしていて。世界で一番稼げる男になりたいですね(笑)

「こんな社会をつくりたい」というビジョンはありますか?

まずは強くなって、総合力をつけて、それから社会をどうしていきたいかは考えようかと思っています。今の自分が考え付くような事って、10年後の自分から見たらすごく幼稚だと思うんですよ。なので、まずは強くなる。自然破壊がダメだとか、ゴミの分別を凄く気をつけるとかも、もちろん大事なんですけど、力があればもっと根本的な部分に影響を与えられる。たとえば僕一人ではなくて、組織をつくったりすると1を100にでも、1000にでも増やす事ができると思うんですよね。目の前の事をやっていても、グラフ的には価値は直線しか増えない。でも、やり方を工夫すると、無限に価値を高める事ができる。これからも日々試行錯誤しながら強い男を目指していきたいと思います。

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