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全身が宝。エゾシカの可能性を探しに行く 「EZOSHIKA TREASURE HUNT」、参加者募集開始!

全身が宝。エゾシカの可能性を探しに行こう。
「EZOSHIKA TREASURE HUNT」参加者募集開始!

■「EZOSHIKA TREASURE HUNT」って?

エゾシカの可能性を、探しに行きませんか?
現在、農林業への被害や、交通事故の増加といった人間社会へ の影響、採食や踏み付けによる生態系への影響など、エゾシカによる被害が深刻な問題となっており、多くの個体が有害駆除されています。
しかし、実は中国で古来からシカは「全身が宝」と言われていることを知っていますか?
駆除された後は、食肉やペットフード、革製品などに加工されていますが、いまだ多くは廃棄処分されてしまっています。
きっとまだまだエゾシカの可能性は眠っているはず!
現在も、食肉の加工に取り組んでいる施設、皮を使ってものづくりに取り組んでいる方をはじめ、エゾシカの有効活用に向けた取組が進んでいます。
そこで、エゾシカ加工の魅力と可能性を学ぶ、3日間のインターンシッププログラムをスタートします。
社会課題とエゾシカの可能性を知る「学ぶプログラム」、認証施設(※)で食肉処理を体験する「体験するプログラム」、体験を自分のキャリアに結びつける「考えるプログラム」を通して、「全身が宝」と言われるエゾシカの魅力や可能性を、いっしょに探しに行きませんか?
※ 認証施設:「エゾシカ肉処理施設認証制度」に基づき北海 道が認証する、高度な衛生管理を行うエゾシカ肉処理施設。

■ 概要

エゾシカ加工の魅力と可能性を学ぶ、3Daysインターンシップ
エゾシカによる社会課題や有効活用に向けた取組を知り、そのうえでエゾシカ肉を生産している認証施設で食肉処理を体験し、エゾシカと私たちの未来を想像し社会課題を解決するため、これからどんな関わりかたができるか考える3日間のプログラムです。

■ 実施日程

9月1日(火)13:00~17:00
DAY1:学ぶプログラム「社会課題とエゾシカの可能性を知る」
※ コロナウイルスの影響を受け、オンラインでの実施となります。ZOOMを使用した座学・ワークショップとなります。

9月5日(土) or 9月6日(日)
DAY2:体験するプログラム「認証施設で食肉処理を体験」
※ 認証施設「有限会社阿寒グリーンファーム食肉加工センター」で食肉処理を見学します。
※ 9月5日(土)は、早朝(6時~7時の間を予定しています)札幌から帯広駅を経由してバスで阿寒まで移動し、日帰りとなります。札幌近郊または帯広近郊にお住まいの方は【A:札幌発着・帯広駅経由コース】にご参加ください。
※ 9月6日(日)は、帯広駅から釧路駅を経由いたします。帯広近郊または釧路近郊の方は【 B:帯広駅発着・釧路駅経由コース】にご参加ください。

9月8日(火)13:00~17:00
DAY3:考えるプログラム「体験を自分のキャリアに結びつけてみよう」
※ コロナウイルスの影響を受け、オンラインでの実施となります。ZOOMを使用した座学・ワークショップとなります。

■ 認証施設について

体験するプログラム「認証施設で食肉処理を体験」では、エゾシカ肉処理施設認証制度に基づく認証施設にて、実際に認証施設での食肉処理の様子を見学・体験いただきます。見学後は、エゾシカ肉を食べていただきたいと思っています。

有限会社阿寒グリーンファーム食肉加工センター
住所:釧路市阿寒町新町1丁目5番12号
URL:http://www.hokusen-kk.com/greenfarm/

*タイムライン(予定)

・9月5日(土)
6:00    JR札幌駅(北口)鐘の広場に集合・体調チェック
6:15    札幌出発予定
9:15    帯広駅着
10:45  北泉開発株式会社到着
12:30  道の駅阿寒丹頂の里にて昼食
14:00  有限会社阿寒グリーンファーム 食肉加工センター見学
16:30  出発
18:00  帯広駅到着予定
21:00  札幌駅到着予定

・9月6日(日)
5:20 帯広駅 北口 ロータリーに集合・体調チェック
8:00 釧路駅
9:00 北泉開発株式会社到着
10:00 養鹿牧場見学
11:30 道の駅阿寒丹頂の里にて昼食
13:00 有限会社阿寒グリーンファーム 食肉加工センター見学
15:00 出発
16:00 釧路駅到着予定
18:30 帯広駅到着予定

■ 講師について

学ぶプログラムでは「食の可能性を知る」「皮の可能性を知る」というテーマで、1名ずつ講師の方をお招きしお話を伺います。

*食の可能性を知る

北泉開発(株)代表取締役 曽我部 元親 様
1966年東京生まれ釧路市阿寒町育ち。専修大学北海道短大経済科・早稲田大学人間科学部(通信教育課程)卒。
主な活動等:平成10年頃から、地産地消に基づいた「スローフード運動」に着目。平成15年、地元シェフの提案で考案した「エゾシカバーガー」を釧路市で開催された「第2回スローフードフェスタ」に出品し好評を博す。その後、この活動がエゾシカの被害対策に頭を悩める北海道から注目され鹿肉の有効活用を託される。平成16年、旧阿寒町、猟友会、森林財団、建設協会、旅館組合、商工会などのメンバーで「阿寒エゾシカ研究会」を設立し会長に就任。平成17年、自社所有地に日本初となる約6万㎡の一時養鹿(ようろく)場(放牧場)を開設するとともに、関連会社である(有)阿寒グリーンファームが「食肉加工センター」を建設し迅速な解体処理と肉質の安定した鹿肉を供給する体制が整う。現在、(一社)エゾシカ協会副会長、エゾシカ食肉事業協同組合代表理事組合長などを務める。

*皮の可能性を知る

24KIRICO 高瀬 季里子 様
1978年、札幌市に生まれる。 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科にてテキスタイル専攻。 2008年より、社会問題化していた北海道のエゾシカを有効活用するための取り組みを進め、エゾシカ革の企画から、24KIRICOの企画・デザイン・裁縫まですべてを一貫して行う。 2010年、EZO bagが札幌スタイル認証製品となるのに続き、2015年にはEZO/slashシリーズが札幌スタイル認証製品として登録される。 2016年、LEXUS NEW TAKUMI PROJECT(トヨタレクサス)において、北海道の匠として選出。 2018年、Salone del Mobile.Milano ミラノサローネに出展。

■ 募集人数

30名(各回15名まで)
【A:札幌発着・帯広駅経由コース】9月1日(火)・9月5日(土)・9月8日(火)
【B:帯広駅発着・釧路駅経由コース】9月1日(火)・9月6日(日)・9月8日(火)
※ どちらもプログラム内容は同じです。
※ 各コース、15名に達した時点で締切とさせていただきます。

■ 参加費

無料
※ DAY2:体験するプログラム「認証施設で食肉処理を体験」の際、昼食としてエゾシカ肉を実際に食べていただきたいと思っています。昼食代は各自ご負担いただければと思います(金額は追って記載いたします)。
※ 9月6日(日)にご参加される方は、現地への交通費はご自身でご負担をお願い致します。

■ 参加条件

1. 現在、高校または大学、大学院に在籍している方。
2. オンラインで実施するセミナーに参加が可能な方。(パソコン or スマートフォン、インターネット環境、会話できる状況をご準備ください)
3. 9月5日(土)9月6日(日)集合場所へ現地集合・現地解散が可能な方。
4. 当社(運営団体:NPO法人北海道エンブリッジ)が契約するインターンシップ保険への加入をしていただける方(保険料の参加者負担はありません)。

■ 施設見学にあたっての注意事項

・「DAY2」では、実際に認証施設での食肉処理の様子を見学・体験いただきます。搬入→剥皮→内臓摘出→枝肉洗浄といった、エゾシカ解体の場面をご覧いただくため、苦手な方はご遠慮ください。
・見学前に体調チェック、検温、消毒などの対策を実施いたしますので、ご協力お願いします。
・マスクをご持参頂きバスでの移動中及び見学中はマスクの着用をお願いします。
・見学いただく際は服装が一番重要な事項になります。白衣・帽子・マスク・手袋・長靴につきましては用意いたしますが、基本的に衛生的な服装と髪の毛には注意してください。また、安全に見学いただくため動きやすい服装でお越しください。汚れる可能性もあるため、汚れてもいい服装でお越しください。
・履き物は運動靴、または、かかとの低い靴をご用意ください。

■ お申し込みについて

こちらの申し込みページよりお申し込みください。
・一次申込締切日:2020年8月16日(日)24:00
・二次申込締切日:2020年8月28日(金)24:00
※ 参加人数を限らせていただいているため、お申し込みいただいた後のキャンセルは原則受け付けておりません。

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