REPORT

【mocteco 3期生インタビュー】「moctecoこそが私の原体験」高柳 喬典さん・鈴木 杏樹さん

創業支援サポートプログラム「mocteco」3期生の声をご紹介します。moctecoにエントリーした動機や、実際にやってみてどうだったか、自分の中で生まれた変化などを教えていただきました。

※これは高柳喬典さんのインタビューをもとに作成しています。


高柳 恭典さん・鈴木 杏樹さん

mocteco 3期生

北海道大学 歯学部 歯学科  3年(エントリー当時)


Q1.moctecoは何で知りましたか?

その後チームとして共に活動することになる、鈴木杏樹さんからmoctecoについて教えていただきました。当時、ビジネスに少しだけ興味があり、実際に自分で手を動かしてみたいなという思いがありました。

 

Q2.なぜmoctecoにエントリーしようと思ったのですか?

私は、全国の歯学部が集う学生団体に所属していまして、そこでビジネスについて考える機会があり、学生の私でも何かできるのではないか、と応募することにしました。

特に、私は「食事」、「医療」を自分の軸にしたいと思っていたのですが、当時大学内では医療をメインに学ぶことが多く、食事について考える機会は少なかったんです。早いうちから自分のある分野に挑戦したいなと思ったのも、moctecoにエントリーを決めた理由の一つです。チームを組んでいた鈴木さんとは、食事に興味があるという共通点がありました。

 

Q3.moctecoにエントリーする前はどんなことをやっていましたか?

私の場合は、○○になりたいから何かやってみようということはなくて、moctecoがスタートでした。そのため、moctecoを通じて、自分を探すきっかけにもなりました。

 

Q4.moctecoに参加してみて、どんな変化や進化がありましたか?また、成長を感じたことはありますか?

自分の道が定まるようになったことです。moctecoに参加する前は、「色々やらなきゃ」というようにやりたいことが整理できずに焦っていました。「食事」と「医療」という分野に興味があり、moctecoでは食事の分野でアウトプットをしました。ですが、自分の本軸は医療の方にあるべきだと気付きました。今は、歯科医師になることを大きな目標として掲げ、特に、疫学という分野に興味があります。そこで学んだことを色んな人に伝えるためにも「CoSTEP」という大学のプログラムにも参加しています。だからといって、食事への関心が薄れたわけではありませんし、食事は今後も自分の軸になることは変わりません。moctecoは、食事に取り組む比率を見直すきっかけや自分の進むべき道の指針になりました。

 

Q5.一番印象に残っている出来事を教えてください。

今年の思い出にも繋がることで「ゆくりファーム」さんのニンニクを買いに行った際に、ニンニクの栽培の手伝いをすることになったことです。人との繋がりを持てることや、ニンニクがお互いに好きだからできる話などがあり、非常に面白かったです。今まで出会えてなかった人にアクセスできたことも私にとっては貴重な経験でした。

 

Q6.全4回開催した「mocteco kick off」「mocteco day」「demo day」はどんな時間でしたか?

moctecoは人に会うといったように、自分から動く活動が多かったと思います。浜中さんと考えを整理したり、高桑さん(同じくmocteco3期生)とは2・3回ご飯に行く機会があったりなど。mosteco dayの講演でお聞きした内容は納得するところが多く、とても面白かったです。

 

Q7.学生向けのプログラムなどがたくさんある中で、moctecoが違うと感じるのはどこだと思いますか?

わがままに付き合ってくれる所だと思います。わがままっていうのも、学生の悩みも真摯に向き合ってくれます。moctecoを一緒にやってくれるコーディネーターさんやmocteco生は、温かい感じがします。

 

Q8.エントリーしてよかったと思うこと、参加したからこその出来事があれば教えてください。

実際にビジネスの現場を体験ことができたことです。「有機やさい アンの店」というお店でインターンを始めたのですが、そこでの経験は非常に貴重でした。私は食事に関心があるけど、お金を稼ぐというということは「覚悟が違うな」ということを肌で体感しました。このインターンがあったからこそ、自分の興味のある分野も知ることができたと思います。

 

Q9.あなたにとってmoctecoとは?

moctecoは原体験の一部です。というのも、自分の頭の中で考えていたものを、自分の体や脚を使って感じることができたからです。

 

Q10.今後moctecoが札幌でどのように広がっていくといいなと思いますか?

自分の進路に悩んでいる学生に、moctecoの機会が提供されれば良いなと思っています。私のように自分の原体験を作りたい人、原体験はあるがカタチにする方法がからない人、どちらのタイプの人にも是非参加してほしいと思います。

 

Q11. 最後に、これからの目標や取り組もうとしている事、「こんな世の中にしたい」というビジョンを教えてください!

目標は,やさしい気持ちでいることです(笑)。私は、今後どんな進路を選択したとしても、ヒトと接したい仕事に就きたいと思っています。なので、世の中には色んな人が居て,色んな考え方をしたくて受け止められるような人になりたいと思っています。また、自分だけではなく、人々が優しい考えを持てるような仕組みを作りたいと思っています。


高柳 恭典

北海道大学歯学部歯学科4年生。医療と食事が密接に繋がっていることに関心がある。現在は、歯科医師の資格取得のため勉学に取り組みながら、自分の研究内容や想いを伝えるためにCoSTEPで学んでいる。

この記事を「いいね!」する

メールマガジン発信、はじめました!
最新のインターンシップ募集情報や、
イベント情報もお送りいたしますので
ぜひご登録ください。
※ 本メールマガジンは
【大学生(全学年)】対象と
なっておりますのでご了承ください。

登録する

NPO法人 北海道エンブリッジ

〒060-0061
北海道札幌市中央区南1条西6丁目20-1
ジョブキタビル8階
Google Map

tel. 011-676-5338   fax. 011-676-5338