REPORT

株式会社VERSION2の元インターン生、長田和真さんにお話を伺ってきました!

こんにちは。エンブリッジの佐々木です。

今回は、学生時代に大学向けの教育システムを開発している、株式会社VERSION2でインターンを行い、現在は社会人2年目としてベンチャー企業で働いている、長田和真さんにインタビューをさせて頂きました。
将来の夢はまだ決まっていないけど、何かにチャレンジしてみたい…という方は、このインタビューを読むと、きっと発見があると思います!

 

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▲学生時代の長田さん

 

佐々木:まずはじめに、インターンを知ったキッカケについて教えてください。
長田:Facebookを見ていた時に、エンブリッジが主催していた「インターン募集」のページでVERSION2のインターンを見つけたことです。
僕の知人がエンブリッジでインターンをしていたので、もともとインターンに興味はあったのですが、実際にイベントページを見て「面白そう!」と思い連絡しました。

 

佐々木:そうだったのですね!数ある募集プロジェクトの中で、VERSION2のプロジェクトを選んだ理由は何だったのでしょうか?
長田:「インタビューをしてみたい!」という思いがあったことが一番の理由です。
大学1年生の時に学生サイトで記事を書いている人からインタビューを受けたことがあったのですが、そのインタビューを受けた時に「インタビューをする立場の人は、色々な人の話が聞けて面白いだろうな」と感じたんです。
そういう経緯があったので、漠然とインタビューへの興味は持っていましたね。
でも、実際にどうやってアクションを起こせば良いのかが分からなくて。
そんな時にイベントでVERSION2のプロジェクトを知り、「ココならインタビューが出来る!」とピンときました。
あとは、もともと教育に興味があったことですね。


佐々木:なるほど。色々なキッカケが重なって、VERSION2でインターンをしようと決意されたのですね!ちなみに、もともと教育に興味があったというお話だったのですが、何かキッカケがあったのでしょうか?

長田:これ!というキッカケがあったというよりは、どちらかというと、漠然と関心があったという感じですね。
実は、僕は昔から、漠然と社会に対して理不尽さを感じていたんですね(笑)
「どうして皆小さなことで対立しているのだろうか?」「皆がもっと楽しく生きるためにはどうしたら良いのだろうか?」という問題意識がありました。
その問題を変えるにはどうしたらよいだろうか、と考えた時に「教育」がひとつの手段になるのかなと思いました。
なので、中学や高校の時は教師になりたいと考えていたのですが、次第に「教育」への関わり方は色々あるのではないか、と考えるようになりました。
そのタイミングでVERSION2のプロジェクトを知ったので、「やってみよう!」と思いましたね。

 

佐々木:社会への問題意識があったのですね!面白いですね。インターンはどのような内容だったのでしょうか?
長田:VERSION2のインターン生として「Doしたい」の運営を行っていました。
「Doしたい」とは、「偏差値や就職率にとらわれない大学の情報発信」をテーマに、これから大学を選ぶ高校生や、それを支援する保護者や先生に向けて、大学生活のリアルな情報を発信するメディアです。
実は僕自身、高校生の頃に大学の事がよくわからないけど、実際の学生や先生の声に触れる機会がなくて、選択に困っていたという経験があったので、「Doしたい」の運営は納得感を持って取り組んでいました。

 

佐々木:実は、私も大学選択の時に迷っていて、「リアルな学生生活についての情報があったら良いのにな」と感じていたので、すごく共感できます!具体的にはどのような事をしていたのでしょうか?
長田:最初はインタビュー記事を書くところからスタートしました。
ひたすらインタビューをする人を見つけてきては取材して、記事を書いて、社員さんにチェックを入れてもらう、という事を行っていました。
そして、記事を書くことに慣れてきたら、自分でサイトに書いた記事をアップするという部分も任せて頂いたり、デザインの調整やサイトのリニューアルやイベント運営にも携わったりしていました。
その後は、編集長としてサイトの運営全般を任せて頂いて、他の学生が書いた記事をチェックするということを行っていました。
インターン▲写真左:札幌大学でのインタビューの様子。
写真右:インタビューにご協力頂いた、北海学園大学の大貝先生

 

佐々木:色々な事を任せて貰えるようになったら、日々の業務も楽しめますよね!ちなみに、インターンをしていて課題に感じたことはありましたか?
長田:当たり前のことを当たり前にこなす難しさですね。
具体的に言うと、コンスタントに取材を設定して、納期に間に合うように記事を書いて、相手にお礼のメールを送るというルーティンワークをこなしていくことです。
一見当たり前のように思うのですが、当たり前のことをしっかりとやることの難しさを感じましたし、VERSION2の社員の方々は抑えるべき部分を絶対に抑えている方々だったので、自分の至らなさも実感しました。


佐々木:実際にVERSION2でインターンをする中で感じた、VERSION2の魅力は何ですか?
長田:ズバリ、社長が魅力的なことですね(笑)
人を引き付けるユーモアセンスがあって、アイデアにも溢れていて、プレゼンも上手い・・僕が妄想していた起業家というイメージを体現するような方でした。
社員の皆さんも優しい方ばかりでたくさん協力して頂いて、時には僕の要望に答えて作業風景を見せてくれたりもしました。

18136322_1135213969935209_1301510018_n-300x282 ▲株式会社VERSION2の代表取締役の大西社長

 

佐々木:それは素敵ですね!
話は変わるのですが、現在、長田さんは社会人2年目になるタイミングなんですよね。なぜ今の会社に就職を決めたのですか?
長田:もともと大学でシステム系の勉強をしていたので、就活をしていた時はシステムを作る会社に行きたいなと考えていました。
その中でも、システムを売る会社ではなく、あくまで別の事業を行っている会社で、自社の社員のサポートを行う社内システムなどを開発したいと思っていました。
なので、システムを内製している会社を中心に就活をしていました。
今働いている会社に就職を決めたのは、価値観が自分に合うなと感じたからです。
仕事内容というよりも、社長が「人ととして善く生きるには」という事をメッセージを話していて、働いている人も働いていて幸せな会社をつくることに力を入れていて、そういう価値観が合うだろうなと感じて入社を決めました。

18718299_1161817607274845_63299177_n               ▲現在の長田さん

 

佐々木:そうだったのですね!ちなみに、社会人になって、インターンをやっておいて良かったな、と思うことは何ですか?
長田:大きく分けて2つあります。1つ目は、得意な事と苦手な事を知る機会になった、ということです。
僕の場合はインターンを通して、現状を分析したり、アイデアを出したりすることは得意だけど、実際に企画したことを愚直にこなすのは得意ではなくて、自分に甘くなってしまうところがあると気づくことが出来ました。
2つ目は、インプットやアウトプットに時間をかけることが出来たことですね。
社会人になると、時間やお金の制限がある上でシゴトをこなす必要があるので、あまり1つのシゴトに対して時間をかけることが出来ないと思います。
例えばインタビュー記事を書く場合だと、学生の間では、質の良い記事を書くために色々なインタビュー記事を読んでインプットをすることが出来ますよね。そういう意味で、時間をかけてこだわったり、勉強をする時間をたくさんつくれるので、インターンという手段はとても良いと思います。
また、インターンは会社にお金を出してもらって成り立っているので、それに応えられるように頑張ろうと責任感が生まれることが、ボランティアなどとは違う良い点だと思います。

 

佐々木:ありがとうございます!最後に、学生時代にやっておいた方が良いと思うことはありますか?
長田:色々な人と関わることだと思います。
どんな仕事をしていても多かれ少なかれ社内外でコミュニケーションがあって、その中で自分と接する相手が気持ちよく自分とコミュニケーションを取れることって、一番身近だけどとっても大切なことだと日々感じています。。
なので、立場や性格問わず、色んな人と気持ちよくコミュニケーションができるようになりたいと日々思っています。
社会人になってしまうと、仕事関係以外の出会いが少なくなります。
学生時代に色んな人と会って、色んな人の考え方に触れると人生がより豊かになると思います!
だからたくさん飲み会するのも、たくさん恋愛するのも良いんじゃないかな!って思います(笑)

 

編集後記:
長田さんは、物事を深く考えるだけでなく、人間関係を広げることも大切にされている方だと感じました。
「やりたいコト」が明確に定まっていなくても、「自分が大切にしている価値観」から進路を考えるという選択肢もあるのだな、と私自身色々と考えさせられました。
最後に告知ですが…現在、株式会社VERSION2では、インターン生を募集しています!
<こんな方におススメです>
・教育やITに興味関心がある方
・物事を深く考える方だが、人と話すことも好きな方
・インタビュー記事やブログ、本などを読むことが好きな方
・他の人の価値観に触れることが好きな方
・文章を構成して書くことが苦手ではない方
興味を持って頂いた方は、info@en-bridge.orgにご連絡下さい。(佐々木彩乃)

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