REPORT

株式会社サッポロッカでインターンシップが始まりました!

こんにちは。エンブリッジの佐々木です。
4月17日(月)、株式会社サッポロッカでのインターンシップ「地元企業をブランディング!北海道の価値をまっすぐ伝えるアートディレクターになる!」がスタートしました!
これから6か月のインターンシップに挑むのは、札幌市立大学・デザイン学部3年の熊谷香奈(くまがいかな)さんです。
*担当コーディネーターはエンブリッジコーディネーター/江川です。

株式会社サッポロッカは、北海道の南幌町と札幌の2つの拠点を構え、ホームページやカタログ、プレスリリース、名刺といった販促ツールを制作する会社です。
サッポロッカは、プロモーションの中で最もシンプルかつ重要な要素は文章とデザインだと考え、目にした人に「すごい!」と思わせ、手にした人に「欲しい!」と言わせるような文章とデザインを、ライターとデザイナーのスキルを掛け合わせてつくります。

 

オフィス-horz▲写真左・右:サッポロッカのオフィスの様子。写真中央:サッポロッカ代表の青山さん。

 

■インターン生のミッション
地元企業をブランディング!北海道の価値をまっすぐ伝えるアートディレクターになる!

北海道には良いものがたくさんあります。
それは美味しい食べ物だったり、面白い取り組みを行う企業であったり、広大なスケールの土地で育った暖かい人だったり…。

しかしながら、そういった「価値」を持っているのにも関わらず、「価値」を伝えるべき人にまっすぐ伝えられていなかったり、そもそも「価値」があることに気がついていない、知らない企業や生産者が多いのが現状です。
その価値をまっすぐに消費者に伝える時、その核にあるのは文章とデザインです。
WEBサイト、カタログ、広告、プレスリリース、名刺など、1つ1つのツールが生産者や企業の顔になります。
それらの企業や生産者の顔となるツールを、コンセプトから考えてトータルでブランディングし、課題を解決する道筋をつけて、これから北海道をデザインしていく、という事を行うのがアートディレクターです。

今回の目標は、6か月のインターン期間を経て、最終的にアートディレクターとして1人立ちしてもらう、ということです。
実は、このミッションには、代表の青山さんの「北海道を盛り上げたい!」という想いが込められています。
「ブランディングをやってみたい」という若者を育て、北海道で1人ひとりの若いアートディレクターが増えていくことで、将来的に「北海道でデザインのシゴトをしたい」と思うような若者が全国各地から集まってくるような場所にしたい、と青山さんは考えているそうです。
そういった意味で、今回のインターンシップは熊谷さんとサッポロッカのチャレンジであると同時に、「北海道の価値を伝えていくことの出来る若手を増やしていく」というムーブメントを起こすためのチャレンジでもあります。

 

18698784_299818613805746_226501741_o▲サッポロッカオフィスにて。
写真左:代表の青山さん、写真中央:熊谷さん、写真右:デザイナーの伊勢さん

 

Q.インターンにエントリーしようと思った動機は何でしたか?
A.「ブランド作りの現場に深く関わる」という経験を積みたいと思い、エントリーしました。
私は将来的に、「地域の小さなお店や、日本の伝統工芸の魅力を身近に発信していくような仕事に関わりたい」と考えていたので、大学でデザインについて学んだり、学外でもデザイン関係のボランティア活動をしたりしていました。
ボランティア活動の中で、デザイナーの方から「デザイン系の大学生の強みは、デザインを創るだけでなく、お店や商品の在り方を考えて、1つのブランドを確立する部分まで携わることが出来ることだよ」というアドバイスを頂く機会があったのですが、このアドバイスがインターンにエントリーする上で大きなキッカケになりました。
「将来ブランドづくりに携わるためには、今何ができるだろうか?」と考えた時に、
学生のうちにブランド作りの現場にチャレンジしてみる、という経験が必要だと考えたので、エントリーしました。

 

Q.そうだったのですね。「小さなお店や伝統工芸の魅力を伝えたい」と思うようになったキッカケは何だったのでしょうか?
A.小さい頃から、裁縫やお菓子づくりなどといった、小さなモノを手作りすることが好きだったんです。
私自身がモノづくりが好きなので、同じようにモノづくりに真剣に取り組んでいる、伝統工業の職人の方や、小さなお店をお手伝い出来る仕事がしたい、と思うようになりましたね。

 

Q.なるほど。「モノづくりが好き」という1つの軸でも、実際に自分が作るだけでなく、モノづくりを行う方をお手伝いするという仕事もありますよね。
ちなみに、今はどういったことをされているのでしょうか?
A.実際にクライアントの方の要望をヒアリングして、販促に必要なモノをつくっています。
この1か月間では、札幌バーガー「Black Sheep」ののぼり旗や、名刺をつくりました!
これらは、インターン初日から早速、青山さんと一緒にクライアントの方との打ち合わせに同行させて頂いて、そこからつくっていたモノなんです。
そういう意味で、サッポロッカは新しいことにどんどんチャレンジさせて貰える環境だなと思います。
サッポロッカ成果物▲熊谷さんが手掛けた制作物。

 

Q.初月から大活躍ですね!ちなみに、インターンが終わった時には、どのようなスキルや経験を得ていたいと考えていますか?
A.将来的には、地域の小さなお店や伝統工芸の魅力を、デザインの力で伝えていきたいと考えています。
この夢を実現するために、まずは1つのお店の立ち上げから開店まで一貫して携わることで、1人でも商品を形に出来るような企画力や説得力を身に付けたいと思っています。

 

編集後記
熊谷さんは、「モノづくり」が好きという事が軸にあって、そこから「モノづくり」にお手伝いをしたいとお話しされていたのが印象的でした。
「モノづくり」という軸を1つ取っても、実際にモノづくりをする人でいたいのか、もしくは熊谷さんのようにモノづくりをサポートする人でいたいのか…などなど、色々方法はあるのだな、と感じました。
代表の青山さんも、「デザインで北海道を盛り上げたい」というアツい想いを持った方なので、6か月間サッポロッカでの経験を積んだ熊谷さんがどのように成長するのか、こちらも楽しみです!(佐々木彩乃)

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