【イベントレポート】2月15日(木)に「Bridge Meet Up!!」を開催しました!
こんにちは。
北海道エンブリッジ、インターン生の米田です。
今回ご紹介するのは、2月15日に開催された「Bridge Meet Up!!」の様子です。
◾Bridge Meet Up!!とは
Bridge Meet Up!!は、インターンシップの受入企業さんや、様々な大学でご協力
◾イベントの概要
イベント名:Bridge Meet Up!!
日時:2月15日(木) 18:30-21:00
場所:Ten to Ten Sapporo Station
参加者:約30名
当日の様子を一つ一つレポートしていきたいと思います。
まずはじめにNPO法人北海道エンブリッジ代表理事の浜中による、Bridge Meet Up!!の開催趣旨のお話。普段こんなに素敵な方々とご縁を頂いているのに、ひとりひとりをお繋ぎできていないのは「もったいない」と企画した趣旨をお話ししました。
続いて、長期インターンに取り組んだ大学生4名からのプレゼンテーションが行われました。
僕の感想とともに紹介していきたいと思います!
◾1人目のプレゼンターは、小樽商科大学2年生の畠山陸くんで、なんとベトナムから生中継でのプレゼンでした。畠山くんは株式会社FULLCOMISSIONで長期インターンをしており、休学して1年間ベトナムで現地法人の設立とゲストハウスを立ち上げるというミッションに取り組んでいます。現地法人設立の書類も無事提出し、ダナンとホイアンという2都市で物件を契約、2018年春OPENの目途を立てて、まもなく帰国します。彼がプレゼンの中で言っていた「後悔のない選択をする」という言葉がとても心に残りました。
当たり前ですが、挑戦をする前は自分のその選択の後にどんな結果が待っているかわかりません。選択する時の挑戦しようという気持ちと、選択した後に真剣に取り組めれば後悔はしないという二つのことをこの言葉から感じました。
◾2人目はモリタ株式会社、札幌市立大学3年生の八柳友梨さんです。モリタはギフトボックスや特産品のパッケージ等、デザイン性の高い紙箱製造メーカーです。
八柳さんはオリジナルギフトボックスのWEBショップの店長を担い、SNSの発信やアクセス解析、動画制作に商品開発、イベント開催など店長として様々なことに挑戦していました。当初はゼロに近かったアクセスも毎月2500PV近くになり、毎週のように安定して受注が来るようになりました。中には、WEBを見て直接工場に買いに来る人が現れるまでにショップが成長していきました。
彼女がインターンを始めたきっかけは「働くことに対する不安」だったようです。「今でも自信が持てているわけではないですが、自分が取り組んできた<デザイン>に価値があるということを知れて自身になった」と話してくれていました。
モリタでのインターンが本当に濃いものであったということが伝わってきました。
◾3人目はNPO法人札幌チャレンジド、藤女子大学4年生の宮武真子さんです。札幌チャレンジドは主に障害者の自立支援を行なっているNPO法人で、宮武さんは企業と障害者の橋渡しをする実習制度の構築に挑戦しました。
自身が台湾への長期留学中に感じたマイノリティー体験がきっかけで、マイノリティー支援がしたいと障害者雇用の取り組みに参画しました。企業と障害者の人たちの意識のギャップをどのように埋められるか、ヒアリングやプログラムづくり、企業候補リストをつくって営業活動も実施しました。通算で300社ほどに電話をかけ、多くの企業に「障害者雇用の実態や受入方法」について伝えて回りました。結果的に10社の企業が受入を表明してくれて、インターンシップ期間中に2社に送り出すことに成功しています。
◾4人目は北海学園大学4年生の難波佑里花さんです。
彼女は「モリタ株式会社」と「十勝シティデザイン株式会社」2つの会社でインターンシップを行い、別の受入企業でもある「株式会社ハルキ」に就職し林業に取り組むことが決まっています。ものづくりから、地域メディアとしてのホテルヌプカ(運営:十勝シティデザイン)の取り組み、そして1次産業でもある林業、学生時代に多くの仕事に触れることができたようです。その中から、人と繋がる大切さ、人の繋がりが生む「強さ」、自分自身も「やってみればなんでもできる」という自信をつけることができたと話してくれました。
4人の学生たちのプレゼンからは、インターンシップを通した成果だけではなく、得られた大切な学びを伺うことができました。エンブリッジではこれからもみんなの挑戦の後押しをしていこうと思います。
◾最後にエンブリッジのこれからの10年に向けての取り組み計画を紹介。ただ長期インターンシップで面白いプロジェクトや機会を増やしていくという段階から、例えば森林の資源を守りながら経済活動としても発展させていくというプロジェクトや、海の資源、農業、福祉など、これからの10年でどんな北海道につくっていきたいかをしっかり考え、その中から各企業さんと次の社会をつくっていくプロジェクトを意図的につくっていくと話していました。
最後はTen to Tenさんが用意してくれた美味しい料理とお酒を楽しみながら、交流会が行われました。大学生は自分の夢を用紙に書いて、周囲の大人が応援メッセージを書くという小さなイベントも行われました。
学生にとっては、普段なかなか会うことのできない社会人の方々と、逆に社会人の方々は今の若者の考えを聞いて、双方から「刺激をもらえた」と感想を聞くことができました。札幌にももっとこういた多様な想いを持った人達が集まれる場を増やしていこうと思います。
■イベントを終えて
今回のBridge Meet Up!!で大切にしたのは一人一人ができるだけ多くの出会いに触れるということでした。皆さんの笑顔で話される姿を見て、この点はうまく達成できたのではないかと思います。
大学生活は4年間という多くの時間が与えられます。そして使い方はそれぞれの自由。
時間をどうやって使ったら良いか分からないという人は、多くの世代や多くの立場の人と話すことでヒントが得られるかもしれません。エンブリッジではこれからも多様な出会いに溢れた場を提供していきたいと思います。
当日参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!!
またお会いできることを楽しみにしています!
(エンブリッジ インターン生 米田 夏輝)