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【mocteco 2期生 インタビュー】「『仕方がない』じゃなくて『やってみよう!』で実行できた私の企画」大松南実さん

創業支援サポートプログラム「mocteco」2期生の声をご紹介します。moctecoにエントリーした動機や、実際にやってみてどうだったか、自分の中で生まれた変化などを教えていただきました。


大松南実 さん

mocteco 2期生

小樽商科大学商学部経済学科 2年(エントリー当時)


Q1.moctecoは何で知りましたか?
小樽商科大学の授業でビジネスプランをつくる過程で、浜中さんにお会いしたことがきっかけでした。初めてビジネスプランをつくるというところで悩んでいた私に、moctecoという起業プログラムがあることを教えてくださりました。

Q2.なぜmoctecoにエントリーしようと思ったのですか?
ビジネスプランをつくることに挫折しそうになっていたところでお声がけいただいたことが、八方ふさがりに思えた自分の状況の打開策のように思えたので、参加を決意しました。また、起業することに対しては、あまり興味はありませんでしたが、授業としてビジネスプランをつくるところで終わるより、実際にやってみたいという想いがありました。

Q3.moctecoにエントリーする前はどんなことをやっていましたか?
主に小樽商科大学の「本気プロ(マジプロ)」というプログラムで、北前船の寄港地として日本遺産に小樽が登録されたことをきっかけに、日本遺産をテーマとした小樽の活性化を目指したチームのメンバーとして、期間限定のカフェ運営やスタンプラリー企画・ガイドツアー企画など、さまざまな企画に携わっていました。また、「小樽笑店」という親子向けのイベント企画・運営をしているサークルでも活動させていただいていました。

Q4.moctecoに参加してみて、どんな変化や進化がありましたか?また、成長を感じたことはありますか?
机上の空論でビジネスプランを考えていたときよりも、実際に動いてみることで様々な方と出会うことができ、自分の考えがアップデートされていきました。それを一番感じるのは、私が企画・運営するネクステの参加者の方と活動しているときです。moctecoに参加する前の自分にはない視点を持って、参加者に接して少しでも役に立っていることが分かると自分自身の成長を感じます。

Q5.一番印象に残っている出来事を教えてください。
mocteco参加中の11月に、企画を実行するために様々な人と会ううちに、当初自分が考えていたことに可能性を感じられなくなり、全く違うプランでdemo dayに参加しようと思ったことがありました。そんな中でmoctecoの合宿を迎えて色々相談した夜が一番印象深いです。なにが本当にやりたかったのかを見失ってしまった自分に向き合ってくださって、その後一晩考えたdemo dayのプレゼンを、moctecoの参加者やメンターの方が褒めてくださったことは忘れられません。

▲demo day での様子。多くの方々から応援メッセージを頂きました。

 

Q6.全4回開催した「mocteco kick off」「mocteco day」「demo day」はどんな時間でしたか?
他の参加者に出会って、普段の大学生活では出会わないような熱い想いを持った人たちと切磋琢磨していく時間だと思います。お互いに刺激を貰える空間がとても良い経験になりました。

Q7.学生向けのプログラムなどがたくさんある中で、moctecoが違うと感じるのはどこだと思いますか?
他の学生向けプログラムに参加したわけではないので、はっきりとこれが違うとは言えません。ですが、想いを持っていれば、まだカタチになっていないようなものでも、最初のカタチになるまで一緒に走ってくれるところです。

Q8.エントリーしてよかったと思うこと、参加したからこその出来事があれば教えてください。
エントリーしなければ、出会えなかった人がたくさんいますし、私の考えがカタチになることもきっとありませんでした。参加したからこそ、自分の企画を実行できています。

Q9.あなたにとってmoctecoとは?
それぞれのつくりたい世界やその過程について共有し、お互いを高め合える空間であり、自分に新しい価値と視点を与えてくれる場所です。

Q10.今後moctecoが札幌でどのように広がっていくといいなと思いますか?
私はmocteco2期生ですが、数年かけてmocteco参加者が増えて、それぞれの実現したい世界や未来に札幌が近づいていればいいなと思います。

Q11. 最後に、これからの目標や取り組もうとしている事、「こんな世の中にしたい」というビジョンを教えてください!
15~19才の間に消極的な理由でやりたいことを見失うことが多いという現実を「仕方ない」と言っている自分が嫌で、自分のために始めたのが「NEXT STAGE FOR STUDENTS」です。

やっていることを分かりやすく言うと「高校生版mocteco」ですが、一番違うのは想いやビジョンを明確に抱えているmocteco参加者とは少し違い、一緒に過去を振り返って「今何をやってみたいか」を考えていくところから始めることにあると思っています。

私が目指しているのは、全ての過去が意味を持っている世の中です。大人になるために過去を捨てなければならないのなら、また、自分の過去を振り返っても意味があるものなんて何もないと思っている方がいるなら、一度私に話す機会を頂ければと思っています。

▲実際に行われた「NEXT STAGE FOR STUDENTS」の様子。


大松南実

小樽商科大学商学部経済学科3年。小樽商科大学での活動などを通して、「中高生向けに何かできることはないか」と企画を考えて、大学の先生などに見てもらっていた時、NPO法人北海道エンブリッジの浜中さんに、mocteco に誘われる。それをきっかけに様々な人に出会い、現在は「NEXT STAGE FOR STUDENTS」という高校生向けの企画を行う。

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