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ご寄付・サポート募集開始のお知らせ

●はじめに −エンブリッジのミッション−

<チャレンジを支援し、札幌を「若者がチャレンジしやすい街」へ>

多くの大学生から「やりたいことが見つからない」「できればずっと大学生でいたい」という声を聞きます。

仕事は言われたことを淡々とやるもの。給与は、疲労の対価。
働くこと自体の想像はできるけれど、自分が将来イキイキと働くイメージと、今持っている情報がうまく結びつかないのかもしれません。

その一方で、仕事を通じて社会に新しい価値を生み出し、楽しみながらチャレンジを続ける大人たちがいます。

大学生が、そんな大人たちのフィールドで共に挑戦する。
言葉や想いに触れ、背中を見ながら試行錯誤を重ねる中で「自分たちの理想の社会は、自分たちの手でつくることができる」ということを学んでいく。
私たちはそうやって、ひとつの挑戦からまた新しい挑戦が生まれていく『チャレンジコミュニティー』を札幌につくりたいと考えています。

挑戦の連鎖によって、自分らしく、夢の実現に向けて、誰もが楽しみながら働く事のできる社会。
そんな未来に向けて、札幌を「若者がチャレンジしやすい街」にする事。
それがわたしたちエンブリッジのミッションです。

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●寄付を募集する背景

NPO法人北海道エンブリッジはインターンシップを通して、地域に新しいチャレンジを生み出す取組みをしています。
しかし、私たちがメインの事業としている「長期実践型インターンシップ」はコーディネートできる人数も限られており、一年間で多くて20社程の受入企業が限界です。

現在、企業会費や大学からの業務委託によって活動資金を得ていますが、年間約15,000人の大学生が卒業していく中で学生と企業が出会えるきっかけとなる場や、インターンシップを通じた挑戦の機会の数が、まだまだ十分とは言えない状況にあります。
今後活動を継続・発展させていくために、コーディネーターの育成や、より質の高いインターンシッププログラムの構築、地域との連携(ネットワークを繋ぎ、コミュニティ化する)に力を入れていく必要があります。

また、わたしたちは学生が興味のある分野・業界でのインターンシップができるように、様々な業界・業種にコンタクトを取りプロジェクトを生み出していきたいと考えています。

インターンシップの拡充や学生と地域を結ぶきっかけづくりに、札幌に住む皆さんや、取り組みに共感頂けた皆さんから、お力をお借りしたいと思い寄付の募集を始めさせて頂きます。

頂いた寄付金は大学生の活動領域を広げるために最大限活用させて頂きます。
制度としてはまだまだ始まったばかりですが、今後は活用用途の細分化や、大学生の活動報告の場づくり、また法人設立10年目となる2022年を目標に認定NPOの取得も計画しております。

主旨にご賛同頂き、何卒ご協力を頂ければありがたく思います。
どうぞよろしくお願い致します。

===《挑戦中の若者達》===============================================

モリタ㈱ × 小樽商大2年 加茂くん

■㈱沿海調査エンジニアリング × 小樽商大学2年 佐々木くん

■㈱ソラチ × 情報大学3年 佐々木さん

■㈱サッポロッカ × 札幌市立3年 熊谷さん
===《OB/OGの活躍》================================================
フュージョン㈱ OG 工藤さん

■㈱Gear8 OB 藤原くん(担当者&経験者の声)

■㈱VERSION2 OB 長田くん
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●寄付・サポートについて

<寄付金について>
個人:5,000円/一口  団体:10,000円/一口

※ご寄付を頂いた皆様には、活動年度毎に活動報告書をお送りさせて頂きます。
(活動報告書はMailデータにてお送り致します。受付フォームにご連絡先を記載下さい。)

※活動年度は毎年4月~翌3月末日となります。決算後3ヶ月以内に活動報告書を作成致します。

※北海道エンブリッジは現段階で認定NPOではございません。寄付金控除対象ではなく、領収書の発行のみとさせて頂きます。(認定NPOには2年間300名からの寄付が必要となり、2022年度の取得を目指しております。)

<お支払い方法>
以下「受付フォーム」よりご連絡おねがいします。
お手数をおかけいたしますが、以下のフォームより、ご連絡先・領収書の要/不要などをご記入いただき、
送信ください。こちらでご入金とフォーム内容を照合し、ご連絡差し上げます。

■受付フォーム
http://ur0.work/DKrS

※現在、銀行からのお振込みのみとなっております。今後、クレジットカード決済や定額寄付の仕組みなどを整えて参りますので、何卒ご理解ご協力賜れれば嬉しく思います。

<振込先>
銀行名:北洋銀行
支店名:本店営業部
講座種別:普通預金
講座番号:6491816
振込先名義:NPO法人北海道エンブリッジ※口座名義は「トクヒ)ホツカイドウエンブリツジ」と表示されます。

●お問い合わせ
Mail:info@en-bridge.org(担当:江川)
Tel:011-790-6987
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●メッセージ

私は北海道留萌市で生まれ、札幌に移り住んでから進学を重ね北海学園大学に在籍していました。
在学1年次はアルバイトや飲み会など遊び回っていて、いわゆる絵に描いたような大学生活を過ごしていました。

2年に進級すると、親や友人に将来について聞かれる機会も増えてきて、
その時、私には「社会に出て活躍しているイメージ」が全く沸かなかったのです。
このまま4年間を過ごすのはマズイ、と思った私は担当教員の力をかりて
あるベンチャー企業で働く機会をもらいました。

その会社で最初に任された仕事は広告の営業で、先輩に教えてもらいながら
多い時には20~30件のクライアントを抱えながら大学に通うようになりました。

初めて時給ではない、お金の動かし方を経験し、
仕事を通じてたくさんの起業家と話す機会も増えました。

札幌にも全国にも、憧れられる大人達がたくさんいること。
自分にも何かを生み出すチカラや情熱があることに気づけたこと。
つくる楽しさや、それを共有できる仲間たちと出会えたこと。

そこでできた経験は、4年間何事もなく大学に通い、就職活動をして
それなりに大きな会社で60歳まで働いて定年を迎える…
そんな「当たり前」と思っていた自分の人生設計に全く新しい選択肢と可能性を見せてくれるものでした。

理想の社会は、自分たちの手でつくることができる。

考えて見れば当たり前のことですが、様々な出会いが自分でつくるという主体性に気づかせてくれ、それを目指す面白さを教えてくれました。

私にとって大学は、学ぶ機会は多かった半面、経験する機会に出会うことがとても難しくあり、
もっと、当たり前に「知る事」そして「体験する事」が結びつく機会づくりが必要だと考えています。

大学生が大学で学びながらも地域に出て経験を積み重ねることで、
理想や希望を持って社会に出ていくきっかけになる。

そして、その想いを汲みながら、共にチャレンジできる環境を札幌につくることができれば「やりたいことが見つかった!」「早く、社会に出たい!」と話しだす大学生が増えるのだと思います。

NPO法人北海道エンブリッジ 代表理事 浜中裕之

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< 誰もが「やりたいこと」を実現できる社会をつくりたい >

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。はじめまして、エンブリッジで2015年2月から働いています、江川南ともうします。わたしの想いを書かせていただきたいと思います。

わたしは小さいころから絵を描くことが好きで、高校は美術科のある高校に行きました。そして、高校3年生の時に「大学」に行くか「専門学校」に行くか悩み、「お金を払って4年間勉強するよりも、2年間勉強して、早く社会に出て働きたい」と思ったため「専門学校」を選択しました。しかし、本音を言うと「金銭面的に大学は難しそうと家庭状況から感じたこと」「大学に行く理由が解らなかったこと」が理由でした。そして、大学というものにそこまで魅力を感じていなかった自分が、モチベーション高く受験勉強を続けられる自信がなかったのです。

でも、社会人5年目となる今、学生時代にもっと将来、自分がどう在りたいのかを考えておくとよかったな、と思うことがとても多いです。もちろん現状に不満があったり、過去の自分の選択に後悔しているわけではありません。しかし、もっと多様な選択肢を広げた上で「専門学校」に行くという事を決定する必要があったと思っています。私は漠然と「デザイナーになりたい」と思っていたため、どんな環境が一番良いのかを判断することができませんでした。しかし、「私はこの課題を解決したい」「こんな人の役に立ちたい」「だからこういうデザイナーになりたい」というところまでイメージができると、その分野を専門としている先生の元で学べる学校を探したり、「それならこうするといいよ」とアドバイスをいただくことができたり、自分の未来や可能性を広げることにつながると思います。

その背景には、専門学校を卒業した後、デザイン会社に入社してぶつかった壁があります。そこでは今まで触れたことのないような面白い企画やプロジェクトなど、様々な案件を通して仕事の面白さや大変さを知ることができました。しかし、働く中で「私は何のためにデザインしているんだろう?」「私は何でデザイナーになったんだろう?」という疑問にぶつかったのです。そして、学生時代にそのような事を考えたことがなかったな、という事を思いました。

そこから、学生時代に働くということを考える「キャリア教育」に興味を持ち、仕事の中でも高校生のキャリア教育に携わるプロジェクトを経た事でより一層その重要性を感じました。普通に日常生活をしていると、身近なロールモデルとなるのは「両親」だと思います。私の場合、父が過去に会社を設立していたため、家に父が居る事はあまりありませんでしたが、楽しそうに働く父の姿を見て「早く働きたい」と無意識に思っていたなと思っています。もし両親が公務員だったら公務員を目指していたかもしれないし、看護師だったら看護師を目指していたかもしれません。そのくらい、自分の選択肢は「環境に左右される」のだと気付きました。

そのため、学生時代にできるだけ今まで出会った事のないような人と出会い、話を聞く中で多様な価値観を知る事。そこから、自分の働き方や未来を考える事。「キャリア教育」は学校を卒業してから、一人一人が自立して生きていく上で、とても大切で重要な視点であり必要な事だと感じたと共に、「やりたい!と思った時に、応援してくれる大人に出会える環境」、「チャレンジしたい!と思った時に、誰もがチャレンジできる環境」をつくっていきたい、と思いました。

そして、現在は「キャリア教育」に根っこの部分から携わる事のできるエンブリッジで、インターンシップコーディネーターとして活動しています。代表と私、数名の学生スタッフで運営をしているのですが、働く中で様々な課題に直面したり、やりたいことがたくさんあります。

一つは、「インターンシップをしたいけれど、金銭面的な理由からどうしても難しい」という学生が居るという現状です。活動支援金はもちろん出るのですが、それだけでは足りないためアルバイトをしたり、インターンシップを断念したり…。私自身、金銭面的な理由で大学に行く事を断念したので、せっかくの「チャレンジしたい」という思いを、お金がないという理由で諦めて欲しくないという思いが湧き上がりました。そんな思いから、数年後に「インターン生に向けた奨学金制度」を確立できないかと考えています。

また、やってみたいなと思っていることは、たくさんあります。例えば、こんなことを考えています。

①気軽にコーディネーターに相談できる「CHALLENGE CAFE(仮)」
自信はないけれど、何かにチャレンジしてみたい。自分を変えたい。このままじゃダメな気がする…。そんな学生に向けて、気軽に相談できるカフェ。「やりたいこと」が特になくても企画段階やアイデアベースで相談できます。行きたい時にふらっと行ける気軽さ。できるだけ早くアクションに繋げられる事ができると思います。

②チャレンジした人が、チャレンジする人を応援し、支えるエコシステム「CHALLENGE SUPPORTER(仮)」
学生にとっては、興味がある分野でのメンターとなる人、師匠となる人に出会える場。社会人にとっても刺激になり、自分の過去のチャレンジを地域の未来につなげる試み。

③若者の「スタートアップ」を応援する制度
私はまちづくりなどの海外事例を調べるのが好きなのですが、その中でもやはりポートランドは素晴らしいなと思う事例が多いです。ポートランドはスタートアップの概念が広く、日本だとスタートアップというとIT分野や、ベンチャーのような意思が強いと思うのですが、ポートランドは多様な分野で起こっているそうです。例えばNPOもスタートアップであり、「地域のためになるスタートアップってかっこいい」という感覚がある。卒業後は、東京に行ってしまう学生が多い中で、地元の個性を出していくスタートアップがもっと増えていけば、地域がもっと面白く、誇りを持って暮らす人が増えるのではと思っています。そんなスタートアップ文化ができる制度や仕組みを作っていけないか、と思っています。

まだまだやりたいことはたくさんありますが、実現するためには活動資金も、共感して一緒に動いてくれる仲間も必要です。しかし、まだ従業員は二人。残念ながら資金力はまだなく、スポンサー企業が付いているというわけではありません。しかし、この制度をつくる事ができれば、より多くの若者がチャンスをつかむ事ができます。そんな制度や仕組みを街につくりたい、というのが私の強い想いです。

そして最後に、わたしはこの活動は顔の知らない誰かのためではなく、自分、この街に住む家族や友達、お世話になっている方々、大切な人たちのためだと思って活動をしています。将来、自分が結婚して子どもが生まれた時。まだ50代の両親がおじいちゃん、おばあちゃんになった時。札幌がもっと今よりも面白くて魅力的で、「やりたい」と思ったらチャレンジできる街になっていたらいいなと思っています。そして、そんな風に一人一人が考えると、きっと街全体がより良くなっていくと思うんです。

そのためには「今」がとても重要であり、限りある時間を何に投資するかが大切だと思います。今、一人でも多くの若者にチャンスをつくっていくためにも、あなたのお力をお借りしたいと思っています。たくさんの方々と一緒になって、地域をつくっていきたいと思っています。札幌、そして北海道の未来を変えられるような、大きな一歩となるチャレンジを生み出していきたいです。どうぞよろしくお願いします。

NPO法人北海道エンブリッジ コーディネーター 江川南

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