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研修生インタビュー♯1 農業プロジェクトリーダー 安藤しほ

こんにちは。広報チームの河合美典です。北海道エンブリッジでは、研修生として大学生が所属し活動を共にしています。そのメンバー達がどうやってエンブリッジに出会ったのか、そして今実際に活動し、心境の変化はあったのか、、?そんな本音を赤裸々に語っていく研修生インタビュー。この記事を読めば大人は青春時代の懐かしさを、学生は共感とやる気を貰えるかも、、、?全員必読のコンテンツです。

#1 農業プロジェクトリーダー 安藤しほさん
1995年生まれ。北海道医療大学看護福祉学部臨床福祉学科4年。帯広市出身。

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柔らかでおっとりした雰囲気が漂う彼女だが、実は小学1年生から大学1年生までの13年間はバスケットボール部に所属するスポーツ少女だったと言う。そんな彼女のエンブリッジに出会ったきっかけ、農業プロジェクトでの活動、そして将来の夢にまで迫った。

 

「最初はモチベーションがめちゃくちゃ低かった」

―――――「農業プロジェクト」とは?

安藤:作物収穫、加工品の販路開拓、販売までを行い、生産~販売を実践するプロジェクトです。総勢30人の学生がメンバーとして関わっていて、チームをまとめるリーダーを担当しています。少しずつメディアにも注目され始めてきたのでうれしいです。

―――――元々は、福祉に興味があったんですよね?

安藤:高校時代に児童虐待のニュースを聞いて興味を持って、子供だけじゃなく高齢者も含めて人と関わるっていう意味で大学の福祉学科を選びました。でも、大学2年のときに進路に迷ってしまって、福祉の道に進むことに前向きになれなかったんです。自分でも最初のうちは理由が解らなかったのですが、悩みの元を突き詰めていくと「福祉が本当に人に寄り添えているのか」という疑問にぶつかって。

―――――その疑問は、どういったきっかけで生まれたんですか?

安藤:大学の講義を聞いていて感じました。患者の気持ちを考えているのは医療や看護ではなくて福祉という雰囲気に違和感があって。福祉士は患者と同じ目線に立とうとしているけど、結局患者からしたら医師や看護師と同じ専門職って感じると思ったんです。

―――――その疑問を感じて、その後の行動に変化はありましたか?

安藤:同じ学科の同級生の大半は福祉士の国家資格を取るために実習に行くんですが、私は実習には行かずに、実家のある帯広市に戻り、以前から興味のあった農業バイトを始めました。短期間ではありましたが、やりがいと楽しさを感じることができました。

―――――実習に行かないという選択をしたということですが、将来の進路はもう決めていたのですか?

安藤:いいえ全然。(笑)進路に対する迷いを抱えながら、とりあえず「就活」しようと思っていくつかの就活イベントに参加したんですが、答えは出なくて、、、。就活に対するモチベーションは日に日に小さくなっていき、就活自体もやめることも考えました。

―――――進路に対しての葛藤の中で、「農業プロジェクト」と出会ったんですね。

安藤:はい、大学3年の12月、エンブリッジが主催するSPRING JOB FESTAがきっかけです。SPRING JOB FESTAとは春休み期間中に参加できるインターンシップを紹介するインターンマッチングイベントなんですが、そこで多くの企業のプレゼンテーションを聞いてもモチベーションが低かった私には企業の良さや魅力を吸収することができなくて。そんな中で唯一、少し興味を持てたのは「農業プロジェクト」だったんです。以前経験した農業バイトの楽しさが頭の片隅にあったからっていう単純な理由だけど。(笑)

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農業プロジェクトは今年で4回目をむかえる。当別町の農家さん(高橋農産&栄木ファーム)の作物収穫、加工品の販路開拓、販売までを行い、生産~販売までを実践することで「農業」「流通」「商い」を学べるインターンシップだ。最初はメンバーを募集するところから始まり、地道にメンバーを集めていった。熱心な広報活動の甲斐あって少しずつメンバーが集まり始めた。

 

30人のメンバーを支えるリーダー

 

―――――実際にインターンをしてみてどうですか?

安藤:最初はメンバー内で温度差があったのが問題でした 。ミーティングの際の発言量に差があったり、連絡や提出物の遅れなどやる気を感じられないメンバーもいたし。このままじゃだめだと思って、ちゃんと指摘するようにしました。あとは当別町ツアー(収穫前に実際に当別町を訪問し、当別の歴史を中心に学ぶために行われたツアー)に参加することでみんなのモチベーションが上がった気がします。

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―――――リーダーとして大変なことはありますか?

農業プロジェクトは活動が多岐にわたっているため、収穫は全員で行いますが、販路開拓を中心とした販売チームや、より売れそうな加工品を考案する商品企画チームなどに分かれて作業を進めています。 農業プロジェクトは活動が幅広いから、リーダーはそれらを全て把握しなきゃいけなくて、それが大変です。自分も商品企画とかに入りたいなって思うこともあるけど、自分がそこに入ると全体が回っていかない。両立も不可能じゃないのかもしれないけれど今は能力的に難しいと思います。 今まではプロジェクトが動き出すための準備期間だったけど、7月からはようやく収穫が始まって。だから今が一番頑張り時です。(笑)

 

インターンシップで半分社会に出る

 

―――――エンブリッジに関わってから半年が経ちますが、変化はありましたか?

安藤:エンブリッジに入る前は、深く狭くというか、特定の人としか交流してなかったのですが、エンブリッジに入ってから特定の人といるのをやめて、いろんな人と関わりたいなって思うようになりました。新しい出会いも多いから、心を開いて素直にいろいろ話した方がたくさんのことを吸収できることに気づいたんです。

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―――――インターンをしてみてよかったことはありますか?

安藤:エンブリッジに出会うまではずっと一人で将来のことを悩んでいた。でも迷っている時こそ、頼れる人がいる環境っていいなって思いました。代表の浜中さん含めしっかり自分の話を聞いて次に進むためのヒントをくれる人がいる。今何がしたいかわからないからこそインターンって形で半分社会に出てみると、自分の中に秘められていたものが見つかる気がします。それに、自分にはできないことがこんなにあるってことも社会に出る前に気づけたのも良かったかな。

―――――「仕事」に対しての考え方は変わりましたか?

安藤:『働く事』を通して生きがいを発揮できることが理想だなと思いました。それをお金のためにやるような『仕事』って思いたくないというか。自分がやりたいからやるってことが大事だと思います。

 

「人の出会いや交流が生まれる場を作りたい」

 

―――――大学卒業を控えていますが、今後の予定は?

安藤:何を求めて現代人が旅をしているのかを知りたいです。社会的な面で旅行や観光を捉えている論文はたくさんあるんですが、心情面から旅を捉えている論文はあまりなくて。だから全国のゲストハウスを訪ね歩いて、そこで調べたことを卒論にできたらいいなと思っています。

―――――ずばり、将来の夢は見つかりましたか?

安藤:人の出会いや交流が生まれる場を作りたいって思っています。ゲストハウスも興味あるし、いろんなことできるようなレンタルスペースとか。あと民宿に泊まりながら、農業手伝うのも面白そうだなって。折角大学で学んだ福祉の知識は、直接は生かせないけれど、対人関係や生きやすい環境づくりという面でいうと、どこの現場でもこの学びは生かせると思っています。この記事を読んだ人も、将来私が作った場所にぜひ来てほしいなー!

【編集後記】

私はしほちゃんのおっとりした女の子らしい一面しか知らなかったので、バスケットボールを13年間やっていたというギャップに驚かされました。「農業プロジェクト」をこなしていく肉体的なタフさと、多くのメンバーをまとめていく人間性はこの経験から生まれたんだと知ることが出来ました。独特の世界観を持つしほちゃんが、将来つくるであろう「人の出会いや交流が生まれる場」はどんな形であれ、居心地が良くてみんなに優しい空間になることを確信しました。私も絶対行きます!(笑)/ 河合美典

【照乃屋商店・高橋農産】

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【農業六次化プロジェクト】

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