【 mocteco 1期生 インタビュー 】「行動することで自分が本当にやりたいことが見えてきた」廣部 拓巳さん
創業支援サポートプログラム「mocteco」1期生の声をご紹介。moctecoにエントリーした動機や、実際にやってみてどうだったか、自分の中で生まれた変化などを教えていただきました。
廣部 拓巳 さん
mocteco 1期生
北海道大学 理学部 地球惑星科学科 3年(エントリー当時)
Q1.moctecoは何で知りましたか?
Facebookページから知りました。
Q2.なぜmoctecoにエントリーしようと思ったのですか?
「地域を元気にしていきたい」と思いつつ、自分が地域で何をしたいのかが見えておらず、なかなか挑戦することができていませんでした。その中で、挑戦を推していただける貴重な機会を見つけたので、行動しよう!と思い、エントリーさせていただきました。
Q3.moctecoにエントリーする前はどんなことをやっていましたか?
北海道の富良野市という場所に惹かれ、農家さんの仕事の手伝いや、飲食店で 働いたりしながら、地域の温かさに触れて、新しい自分の居場所ができました。 その後、富良野で新しくオープンするゲストハウスがイベントを開催することを偶然Facebookで知りました。富良野で新しいことが始まることに興味があったため即参加を決めました。イベント当日、ゲストハウスのスタッフの温かさ、優しさ、富良野への想いに共感し、その日からゲストハウスに関わることになり、インターンシップを始めました。
Q4.moctecoに参加してみて、どんな変化や進化がありましたか?また、成長を感じたことはありますか?
ぼんやりとした想いであっても、行動していくことで次第に何がやりたいことなのかクリアになっていくことを実感しました。参加する前は、特に行動することもなく、こんなことしたい、やってみたいと頭の中で妄想することでいっぱいでした。参加をきっかけに一歩踏み出す経験が自分の視界を大きく広げて、挑戦することって自分にもできるじゃん、やればやるほど、自分のやりたい道が見えてくる!と気づくきっかけになりました。
Q5.一番印象に残っている出来事を教えてください。
最終発表会で同期(1期生)のみんながスタートした時から、大きな変化をしていたことが一番印象的でした。浜中さんやメンターの方々との話し合いや擦り合わせの中で、自分が本当にしたいこと、そのためのステップであったり、事業計画も含めて何をしてきたか、そして今後どう進んでいくのか、みんながいきいきと発表していたことですね。
▲ イベントではたくさんの参加者がプレゼンを聞いて応援してくれるように。
Q6.全4回開催した「mocteco kick off」「mocteco day」「demo day」はどんな時間でしたか?
自分が何をしたいのか、毎回違った視点から自分に問う時間になりました。その中で具体的なアイデアが生まれ、これからのアクションを決めたり、会場内では仲間も生まれたり、次第にアップデートされている感じがしました。
Q7.学生向けのプログラムなどがたくさんある中で、moctecoが違うと感じるのはどこだと思いますか?
メンターのみなさんは東京や宮崎など様々な地域で自身の想いにあふれていて、それに向かって行動をしている経歴豊かな方々でした。そういった方々からのフィードバックをいただける機会は今までの札幌にはなかったかなと思います。またイベントのほかにも、エンブリッジのコーディネータの方々との面談を通して温かく応援していただける機会もあり、常にmocteco生は前に進めていける機会になっていると思います。
Q8.エントリーしてよかったと思うこと、参加したからこその出来事があれば教えてください。
応援してくれる仲間ができたことですかね。なかなか自分一人の想いを行動につなげることは難しいなか、会場を通して共感していただける仲間が生まれ、また新しいコミュニティや他の活動につながり仲間が生まれる、といった広がりによって自分の想いが数珠つなぎのように連鎖していったことが印象的でした。
Q9.あなたにとってmoctecoとは?
自分が本当にしたいこと、実現したい社会ってなんだろう?自分とは?を考える自己分析の場。
Q10.今後moctecoが札幌でどのように広がっていくといいなと思いますか?
大学生、高校生問わず、チャレンジする学生が札幌で当たり前になる、そんなきっかけになればいいなと思います。「将来何しよう?」「就職どうしよう?」「好きなことやれるかな?」といくら考えても頭打ちだし、「一度moctecoに参加してみてから考えるか!」ってなってほしいです。mocotecoを通じて、自分は何がしたいのか、そんな自己分析にも使えるかと!
Q11. 最後に、これからの目標や取り組もうとしている事、「こんな世の中にしたい」というビジョンを教えてください!
「きっかけは人だった」
moctecoのみならず、自分の想いを形にする道中、仲間や応援してくれる人がいるから次のステップにつながっていくのかなと感じています。 現在は、地域でのインターンのコーディネートや地域の魅力を都心の人に伝えていく仕事に携わらせていただいていますが、思えばきっかけは、富良野の人、エンブリッジのみなさん、大学の先輩など色々浮かびますが、みなさんがいなかったらきっと今の自分もいないはず。 人とのつながり、出会いを大切にして、自分が富良野に還元できることを探していきたいと思います。
廣部 拓巳
北海道大学 理学部 地球惑星科学科4年。宇宙理学専攻 大学2年時、自分のやりたいことを求めて、国内、海外インターンを経験しつつも、最終的に地域の温かさに触れ、北海道富良野市に辿り着く。その後、moctecoを通じて、地域で何をしたいのか、自身で富良野のゲストハウスにてインターンを行いながら、札幌と富良野の2拠点生活を行う。只今、富良野を若者がきっかけに起爆剤になるような秘策を求め、東京に拠点を移し、NPO法人ETIC.にて休学修行中。
【関連リンク】
・NPO法人ETIC.
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http://en-bridge.org/enbridge_blog/mocteco2019/