REPORT

【mocteco3期インタビュー】「日本酒から食と健康を考える、現代の食医」高桑雅弘さん

こんにちは!エンブリッジインターン生の酒井です!

今回は、2020年9月19日(土)に開催される「mocteco【モクテコ】3期 Kick off」前の3期生にインタビューをしていきたいと思います。moctecoへのエントリー経緯や、moctecoでやりたいことについてお伺いしました!第1回目は「高桑雅弘(たかくわ まさひろ)さん」です。

今年のKick offはオンラインでの開催ですので、ご自宅から是非ご参加下さい!

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※新型コロナウイス感染防止のため、ZOOMにてインタビューを行いました。


酒井:こんにちは。北海道エンブリッジインターン生の酒井です。本日は、よろしくお願いします!

高桑:こんにちは。mocteco3期にエントリーしました、北海道大学医学部医学科5年生の高桑雅弘です。よろしくお願いします!

 

■エントリーしようと思ったきっかけ

酒井:早速ですが、インタビューの内容に入りたいと思います!moctecoは、何を通じて知りましたか?

高桑mocteco2期生の齊藤紗輝さんに紹介していただいたのがきっかけです。

酒井:以前に、起業経験やビジネスコンテスト等への参加経験はありましたか?

高桑:ビジネスコンテストへの参加経験はありません。ですが、前々からやりたいことがあり、それを社会に出すために起業や事業化する必要性は感じています。

酒井:具体的にやりたいことについては、後ほどお話お聞きしますね!
では、moctecoにエントリーする前には何をしていましたか?

高桑:2018年4月に立ち上げた「酒類研究会 醸鹿 Kamo-shiKa」という団体の代表をしています。多くの人が一度は興味を持つ「お酒」を切り口に、酒屋・酒蔵・飲食店と協力して若者が食への意識を持てる機会を提供しています。今の食生活を見つめ直し、自分で考えて、自分の口に入れるものを選択できるようになることを目指しています。

酒井:高桑さんにとって「食と健康」はどういったものですか?

高桑:もともと「食」が好きで、小さい頃の夢は自分のお店を持つことだった時期もありました。祖母の家で食べっぷりを褒められたこと、家族で外食に行って楽しかった記憶など食事と紐付く良い思い出が多いです。

「食と健康」の繋がりで言うと、母方の実家が発酵食品の生産を事業として行っていて、身近に健康に関連する食があったことが大きいと思います。食べ物が腸に行くことを考えると、「食と健康」は切っても切り離せないものです。また、現在所属している農業サークルでの経験も「食と健康」の繋がりを実感したものの1つです。自分自身が現場で働き、生産者と関わることで、「食と健康」に対する意識がさらに高まりました。そこでの農家さんの昼食は、栄養バランスの偏ったものが多いことを知りました。

一方で、がん、糖尿病、心筋梗塞をはじめとする多くの生活習慣病に食事が関わっているという現状があります。世界の料理の中で、最も健康的であるとされているのが地中海料理だと言われています。地中海料理を実践の場で学べること、小さい頃の夢だった自分の店を持つことに近づけるという理由から、地中海食の本場であるイタリアで文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN11期生」として料理留学もしていました。

これらの経験が、主体的に選択して食べる世の中にしたいという自分のビジョンに繋がると思っています。食の情報は溢れていますが、誰もが自分が口にするものや食べ方を意識出来るように、食とその情報の選び方を伝えることが出来る人は少ないのではないかと思います。

 

■mocteco【モクテコ】でやりたいこと

酒井:ここで、少し話題は変わりますが、現時点で考えているビジョンについて教えてください。

高桑:若い時の食習慣が将来的な自分の健康に影響を与えます。また、食習慣は自分の子供や配偶者およびその次の世代へも伝搬します。良い食習慣が循環する社会を作るために、若者の食習慣を改善しようと考えました。大人になって初めて口にできるお酒は、若者の食習慣を改善する1つの切り口になると考えています。お酒を切り口に、普段は食に関心が薄い20~40代層へ「オトナの食育」を行っていきたいです。

今回実施したいことは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で年末年始に帰省ができない若者とその家族向けに、同じ日本酒で正月を祝う体験をすることで、精神的健康の維持・向上を支援するということです。普段通りに正月を家族と過ごせないことは、若者とその家族の心に負の影響を与えるのではないかと思います。日本酒をきっかけに、オンライン上で家族が顔を合わせることで、繋がりや温かさを感じるてもらえると考えています。100組限定の日本酒を用いたサービスの提供を行う予定です。

これらのサービスが、日本酒に触れるファーストステップになり、「自分でも日本酒を飲んでみようかな」と次のアクションにつながるものにします。今回は、日本酒を切り口にしたアイデアを提案しますが、今後は食事とお酒をセットにした食育活動を行っていきます。

酒井:現在のビジョンやmocteco参加にあたって、困っていることがあれば教えてください。

高桑:自分のやってきたこと、やりたいこと、受け手への伝わり方へのずれがあることです。「食」、「健康」、「お酒」の関連性を言葉で説明するのが非常に難しいです。そこには「お酒=不健康」という考え方が定着しているからだと思います。「健康」の定義から今一度考え直して、自分なりに考えをまとめ、実行していきたいです。

 

mocteco【モクテコ】に挑戦するにあたって

酒井:最後に、mocteco終了後までの目標を教えてください!

高桑:予定している100組の若者とその家族にサービスを届けたいです!また、「食」、「健康」、「お酒」を関連付けて、自分のやりたいことを言葉で表現できるようになりたいです。

酒井:本日は貴重なお時間、ありがとうございました。Kick offイベントも頑張ってください!

高桑:こちらこそ、ありがとうございました。


最後までご覧いただきありがとうございます!このレポートを通じて、mocteco 3期生の高桑雅弘さんのこと、moctecoの雰囲気を感じていただければ嬉しいです。

冒頭にもお伝えした通り、mocteco3期のKick offイベントは2020年9月19日(土)にオンラインで開催されます。今年のmoctecoを盛り上げていくためにも、是非ご参加下さい!

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北海道エンブリッジインターン生 酒井智子


◎関連リンク

若年層創業サポートmocteco:https://mocteco.org/

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酒類研究会 醸鹿:https://www.facebook.com/osakenoshika/

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